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整骨院へ行ってきました

ハナは運動も凹です。

いわゆる粗大運動(ボール投げ、逆上がり、逆立ち、泳ぐなど)が、びっくりするほどできません。柔軟の前屈姿勢をすると驚くほどの場所で体が止まります。体操教室に通おうが、プールに通いつめようが、できないものはできない。学校の運動能力テストもA~E評価のうち、E(最低)しかとったことがありません。実行機能が低いとか、運動能力テストの意味が理解できていない云々ではなく、ほんとうに、もう、どうしようもないくらい出来ないものは出来ないのです。

ところが、ここまで熱く語るほどの運動凹が、もしかしたら徐々に改善するかも?と思えることがありました。
それは同じように発達に気になることのある子の親御さんに紹介いただいた整骨院へ行った時のことです。その子はまっすぐに歩くことも難しい状態だそうなのですが(本人にはお会いしたことがありません)、その整骨院で施術してもらうと明らかに状態が良くなるというお話だったのです。しばらくすると効果が薄れるから定期的に通っているとのことでした。

小さな駅から少し歩いた、いわゆる昔ながらのアパートの1室にあるその整骨院は、途切れることなくお客さんが訪れていました。待つことしばし。ハナの順番になりまずは先生から「今日はどうしたの?」との問いかけがありました。

私からは発達に偏りがあるといわれていること、知り合いの紹介で来院したこと、そして体が硬いことと常に口が開いていて手で口元を触っていることが気になるとお伝えしました。すると先生は「口もつながっているからね」とポツリ。施術が始まるとほとんど触らないような感じです。ハナは施術台でうとうとしているうちに終了となりました。

わたしが「?」な顔をしていると先生が「ここ(頭)のつながりだから」「筋肉が動いていくから」とポソリとお話されて。「これが今の状態ね」と見せてくれたのは、、、

先生の腕の上にハナの腕をのせて、ハナに腕の力を抜くようにと言う。そして先生の腕をスッと外すと、、、

!!!

ハナの腕はほどんど動かない。
あれ?

先生に促されて私が同じようにすると、、、

私の腕はストンと下に落ちる。

「ね。これが今の状態。だんだんよくなるから。筋肉が動けばストンと落ちるようになるから」

腕がストンと落ちる状態が普通の人だとしたら、ハナはとんでもなく今はハンデを背負った状態なのだなあと、改めて感じました。そしてハナの腕がストンと落ちるようになったら運動凹からもう少し出来るようになるのではないか?運動が苦手でなくなれば自己肯定感がもう少し生まれるのではないか?そんな気がして、夫とハナと相談して腕がストンと落ちるようになるまで整骨院通いをしようと決めたのでした。

そうそう、毎晩寝る前にやっている足の指ストレッチが施術した日は今までにないくらい、ビヨーンと広がったのです!柔軟の前屈姿勢はこれまでとの違いは私はわからなかったけど、本人は「やりやすくなったー」と喜んでいました。口は、、、気持ち閉じてた、、、かな?

自宅でできる動きも教えてもらってきたのでコツコツやってみようと思います。

微細運動(字や絵を描いたりする)は粗大運動よりも好きなので苦にはならないみたいです。
初めてのフエルト細工はちょっと苦労していましたが。

整骨院へ行ってきました_b0384180_01182441.jpg

すみっこぐらしのとかげだそうです。


by growup_hana | 2019-08-21 01:23 | 子育て

娘のHanaは小学6年生。1才の頃脳症を患った影響か発達がゆっくりです。


by growup_hana